「働いて3年ぐらいしたらアフリカに行って、貧困や人権、環境問題で苦しんでいる人の助けがしたい。そのために私が今、出来ることは何かって常に考えている」と現在、日本とは程遠い国で起こっている様々な問題に目を向け、ボランティア活動に積極的に参加しているのは、あどけない笑顔がかわいい大学生の河原崎雅子さん(22)だ。(文責:須藤エナ)
「先週も高尾山のクリーンキャンペーンに参加してゴミを拾ってきました」と世界だけでなく日本での環境問題にも目を向けている。また「うれしいことが一つあったんです。先週、
JICA(国際協力機構)の「世界に笑顔を作ろう」という企画で日本の文化に関するもの(特に教育関係)-人形、リコーダー、浴衣、着物をペルーに送ったら、JICAを通じて手紙と写真が届きました。私が送った浴衣を持って写っている人々を見たら本当にうれしくて」と。彼女はこういった活動を常日頃から当たり前にやっている。
それだけじゃない。買い物に行く時はエコバックを持つし、いらない洋服は捨てるのではなく「わかち合いプログラム」という年に1回、洋服を貧しい国の人々に送るキャンペーンに寄付している。
「日本ではボランティアをしなきゃという思いが強いかもしれないが、海外ではボランティアはやって当たり前の世界。みんなが積極的に参加しています」と、カナダ留学で現地の人々と触れ合いながらそう感じたという。そのため彼女は1年間という限られた時間の中で英語だけでなく、通っていた語学学校で事務のボランティアや「在日日本人コミュニティー会館」でのインタンーンシップも経験した。
さらに彼女はこの留学で自分の視野の広がりや日本の良い点、悪い点などを感じたという。それでもやはり、「私は日本人だから日本文化なしでは生きていけいです。この留学は将来の方向性を考えるのにとても役立った1年間でした」と就職活動でグローバルコンパクトに加盟している企業を目指すきっかけにもなった。
彼女がこのように環境や人権問題に興味を持ったのは中学生の時に兄の読書リストにあった一冊の本だったという。それはアフリカ女性の人権問題が書かれていた本でかなりの衝撃だった。「アフリカ女性が当たり前のように女性器切除を強いられたり、奴隷として扱われていました。同じ女性としてこういう状況は許しがたかったです」と悲しい世界の現状を話してくれた。彼女はそのため、こういった人権問題に取り組んでいる団体Amnesty Internationalにも常に目を向けている。
このように環境問題や人権問題にとりわけ関心が強い彼女だか、普段の生活はどこにでもいる今時の大学生。ファッションも好きだし勉強そっちのけでサークル活動(サッカーサークルのマネージャー)に没頭して仲間と集まっては飲み会に参加したりと何かと忙しい。
それに恋だってしている。大切な彼とも順調だ。今度、そんな彼と一緒に旅行にも行く。「彼の存在がとても大きいので一時はアフリカ行きをやめようかとも思ったこともありました」と恋と夢の狭間に揺れていた河原崎さん。しかし、「でも、働いてみてからどうなるかを決めます。まだどうなるかなんて誰にもわからないです」と若くてエネルギッシュな彼女から本音が漏れた。
社会人としてデビューしてからも彼女の活動は変わらず続いていくだろう。彼女の凛とした目は希望で溢れている。これからもますます彼女の成長から目が離せない。
ギルバート・グレイプ
(ラッセ・ハルストレム監督)
素朴な家族愛を描いているから。
【略歴】1985年2月28日生まれ 22歳 神奈川県横浜出身 東京都八王子市在住 横浜市笠間小学校→愛知県名古屋東山小学校→ 横浜市笠間小学校→八王子市船田小学校→八王子市長房中学校→東京都立南多摩高校→中央大学文学部英米文学専攻→大学休学→カナダのバンクーバーへ1年間語学留学→帰国→来年4月から某メーカー営業職【星座】うお座【血液型】A型【家族構成】父母兄2人【趣味】読書、旅行、スワヒリ語【好きな食べ物】プリン【嫌いな食べ物】コロッケ【お気に入りスポット】自分の部屋【好きな芸能人】加藤あい【座右の銘】「成せば成る」【好きなタイプ】優しくて芯が通っている人【嫌いなタイプ】でしゃばりでかっこつけている人












