「研究者」というと暗い部屋にこもっているイメージが強いが、およそその雰囲気は感じられず、目線は力強く前を見つめる。質問の受け答えは的確なだけでなく、要所で独特の価値観がにじみ出る。深澤琢也さん(26)は国際マーケティングの研究をしている明治大学大学院商学研究科に通う博士後期課程2年目の大学院生だ。そんな深澤さんの夢は、大学教授になること。彼は言う。「一生研究していたい」。 (文責:吉田裕介)
「難しいことを言わなくとも、現実の中にいくつも景気の指標になるものはある。僕がよく見ているのは、人が終電があるのにタクシーを利用するかどうかと、700円以上のランチがよく売れているかどうか。こういった日常の現実のなかに、疑問を見つける。文献を調べるのはそれから」。難しい理論をできるだけ平易に伝えようとする態度からは指導教員からの影響が垣間見える。しかし、「あまり尊敬する人は作りたくない。勝てなくなっちゃうから」。自負するとおり、かなりの負けず嫌いのようだ。
幼稚園のころから私立校に通い、公立校には通ったことがない。「『やれ』と言われるのではく、自分でやることを決め、選択してきた」。言葉の一つ一つに確信があり、力強くよどみがない。話していることが本当のことだと信じさせる何かがある。
研究に従事しているのは人一倍物事に対する興味・関心が高いから。「手品のタネ、しかけを考えるのがすごく好きだった。どういう仕組みなのか?なぜそれはすごいのか?おかしいことに気づくとほっとけない。懐疑主義者なんです」。
一見、思慮深く計画的な印象の深澤さんだが、意外に行き当たりばったりな側面も。
大学3年になる時に第1希望のゼミに落ちて、どうしようかと思っていた時に、他に週5回集まるゼミがあることを聞いた。「厳しそうだから」勉強に打ち込めると思って、現在の指導教員を仰ぐことになったという。「厳しいのは好きなんです」。その後、大学院に進んだのも、現在の指導教員の言葉がきっかけだった。「大学3年の10月、そろそろみんな本格的に就活を始めるという時期に、ゼミの飲み会の席で『研究は本当におもしろい』と盛り上がっていたら、指導教員から『おまえ、研究が本当に好きだったら院に来ないか?』と言われ、初めて名刺をもらった」。
自分で考えて実行する能力に秀でているだけでなく、人の出会いにも恵まれているように思える。
もちろん将来の夢は大学教授。「研究と教育、それぞれ力を入れていきたい。まずは専任講師の口を探して、北海道でも沖縄でも行く」。そう語る深澤さんの目は、夢と理想に燃えている。しかし、その夢が実現できるに違いないと思えるのは見据えている夢が根拠のない夢物語ではなく、積み上げてきた実績に基づいた、具体的な夢だからに他ならない。
THE VERY BEST OF ごっつええ感じ 2
(ダウンタウン・DVD)
数あるコントの中でも、「ミラクルA」が一番好き。ダウンタウンの2人の漫才の息づかいがしていい。
【略歴】1980年 10月1日(都民の日、日本酒の日)生まれ 26歳 京都府生まれ 3歳まで京都 東京都豊島区池袋(中学校まで) 東京都豊島区要町在住 私立モンテッソーリ幼稚園→私立淑徳小学校→私立成城中学校→私立成城高校→浪人生(河合塾池袋校)→明治大学商学部商学科→明治大学商学部商学研究科博士前期課程→明治大学商学部商学研究科博士後期課程【星座】天秤座【血液型】O型【家族構成】祖母父母妹【趣味】フライトシュミレータ(PCに接続する専用コントローラ付き)、サザン、研究【好きな食べ物】カレー(どの国のカレーでもOK)、タイ料理、酒全般(特に日本酒、焼酎お湯割り)【嫌いな食べ物】なめこ(タンの味がするから)、牛乳【お気に入りスポット】池袋【尊敬する人】あえていうなら、指導教員、両親、桑田佳祐【座右の銘】温故知新、一石二鳥【好きなタイプ】肌が白くて、目が大きく、ぽっちゃりしてる娘【嫌いなタイプ】エビちゃん(接点が思いつかない)【子どもの頃の夢】歯医者、警察官、パイロット












