株式会社エアデザイン株式会社エアデザイン
「自分のことをマイナーだと思っている、全ての人へ」

「あなたは、ふつうの人ですか?」。
現代においては、価値観の数だけ“ふつう”はあり、個人個人でその解釈にもギャップがある。つまり、誰もがマジョリティ(多数派)であり、マイノリティ(少数派)な存在になりうる。
『東京ふつうの人新聞』とは、そんな“ふつうの交換不可能な個人”を紹介していく、まったく新しいスタイルのWEB新聞です。そうすることで見えてくる、現代の「ふつうの人を再定義」していきます。

山田英恵 建築 専門学生

溢れる笑顔と穏やかな眼差し、そしてよくとおる元気な声。山田英恵さん(24)ほど太陽という言葉が似合う人はそうめったにいないだろう。大学進学を機に新潟から上京してはや7年。現在も都内で一人暮らしをしながら青山にある建築専門学校に通っている。(文責:須藤エナ)

「将来、空間や建物の設計に携わる仕事がしたい」。そう思って大学卒業後、自分自身の身の振り方を考えて辿り着いた先が「建築」だった。いつも迷いながらも自分のやりたい方向にまっすぐ突き進んでいる。「一度きりの人生だからやりたいことをやらないと損でしょ」。これは山田さんの口癖だ。今は昼間、アルバイトをしながら夜は学生という生活を送っている。

大学の国際文化学部に所属しながらフランス文化について学んだ。在学中はフランス語の取得に力を入れ、学校と並行しながら語学学校にも通った。そのかいあって大学3年の夏休みに行った初のフランス短期留学までには、すでに日常会話で困らない程度までに上達。この時は「将来はフランスへ」という強い想いを抱いていた。

卒業後は新潟に戻り、フランスへ行くためのお金を不動産会社のアルバイトで稼いだ。しかし意外にもこのアルバイトがきっかけで、山田さんは物づくりの面白さにのめり込んでいくことになる。この不動産会社は建築事務所も併設していたため建築関係の仕事が舞い込むことが多かったのだ。かつてケーキ職人をしていた父親の影響で物をつくる面白さを肌で感じていたこともあり、「もっと建築を学びたい」と思うようになった。

「フランスにも行きたかったけれど、もう少し日本で自分の方向性を見つめてからでも遅くはないと思った」と山田さん。「実はこの時、人生で一番好きになった彼と東京と新潟という遠距離が原因で別れたの。それから何をやっても空っぽで本当に辛くて、必死になって自分について考えた」とその時の心境を吐露する。

悩んだからこそ、胸に秘めた思いは熱い。「ちゃんとした会社に入って保険やボーナスがあるほうがいいのかもしれないけれど、今は色々な経験をさせてくれるところで働けたらいいな」。いつか彼女が作る大きな空間の中で、たくさんの笑顔が見られる日が待ち遠しい。きっと太陽のように輝く彼女の笑顔がそれを照らしているだろう。

シュプール SPUR
座右の品

SPUR
(シュプール・集英社)

理由は服を取り上げている雑誌は山ほどあるけど、その中でも、見せ方とか素敵で、デザインの参考になるから。
ファッションからアート、カルチャーまで魅力的に見せている気がして好き。

プロフィール

【略歴】1982年11月29日生まれ 24歳 新潟県加茂市出身 東京都調布市在住 新潟県真砂小学校→同県内野小学校に転校→同県内野中学校→同県立新潟中央高等学校→共立女子大学国際文化学部ヨーロッパ文化専攻→同県内の不動産会社でアルバイト→同県内の出版会社にて出版物の編集者→ 青山製図専門学校【星座】射手座【血液型】O型【家族構成】父母弟【趣味】散歩【好きな食べ物】すっぱいもの【嫌いな食べ物】パクチー、うなぎ【お気に入りスポット】吉祥寺、横浜【好きな芸能人】深津絵里【座右の銘】「Vouloir, c'est pouvoir」(意思あるところに道ができる) 【好きなタイプ】素直で飾らない人、ナチュラルな人【嫌いなタイプ】人のことを考えられない人

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